WJEMA(West Japan ESS Medical Student Association)は、またの名を西日本医科歯科薬科学生ESS連盟と称し、医歯薬系大学の学生間における交流のもとで、加盟員の日常会話力の向上・医学英語の奨励発達に寄与することを目的とした団体です。
WJEMAは、現在日本医学英語教育学会(JASMEE)の理事長を務めていらっしゃる大井静雄先生(東京慈恵会医科大学脳神経外科教授)が、神戸大学医学部在籍時に発足させ、以後活動を続けてまいりました。現在、西日本を中心とした16の医歯薬看護系大学のESSが加盟しており、それぞれが切磋琢磨して英語力の上達に励んでいます。(加盟校一覧についてはこちらをご覧ください)
WJEMAの公式イベントとしては、
5月中旬…春季Joint Discussion
8月中旬…夏季総合大会(Summer Conference)
11月下旬…新人Debate大会(Freshmen’s Debate)
2月下旬…New Year Speech Exhibition(NYSE)
3月下旬…春季総合大会(Spring Conference)
の5つがあります。
この中でもメインとなるのが8月の夏季総合大会です。現在、
・Speech Contest
・Debating Match
・BMC (Basic Medical
Conference)
の3つの競技が開催されます。各加盟大学ESSはこれらの競技に参加することでさまざまな角度から英語力の向上に努めており、また医療系大学生という共通のバックグラウンドを持つ者同士の交流により、相互に刺激し合える環境となっています。
他の公式イベントでは、英語によるGroup Discussionやレクリエーションを通じて会話力の向上をはかり、また第一線でご活躍されている先生方によるSpecial Lectureや、Clinical Case Conference(通称:
CCC)などの活動により、医学知識のスキルアップや医療系英語の上達に努めております。
このように、私たちはさまざまな活動を通じて、将来医療の専門家として要求されるであろう英語力、論理的思考能力、プレゼンテーション能力などの習得・向上に日々努力しています。また、同じ目標をもったもの同士の交流による相互刺激・人間関係の構築は、何よりの励みになると信じています。